ユスフ
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→ローザ・ライマンからの続き。
ユスフ
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 15, 2022
ローザの死後もライマン家は勢力を伸ばします。ローザリアと呼ばれるようになったその地域を越え、イスマスを帝国から奪い、ヨービルも勢力下に収めます。ローザリアが成長していた同じ頃、遠くユーエン大陸でも新しい勢力が生まれていました。
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 16, 2022
ユーエン大陸マラル湖畔に住むクジャル族は、小さな氏族に分かれて争い合っていました。誇り高く勇敢な彼らは、周辺部族からすると利用しやすく、また利用する価値のある存在でした。そんなクジャル族にも一人の英雄が現れます。その名をユスフといいます。
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 17, 2022
ユスフはクジャル族の中でも小さな氏族に属していました。父や年上の兄達は戦いで命を落とし、末っ子の彼が一族を背をわねばなりませんでした。彼は別の氏族の娘と恋に落ち結婚の約束をします。娘の父親もユスフを高く評価していました。
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しかしユスフは戦場で娘の父親と向き合わねばなりませんでした。彼の放った矢は愛する人から父親を奪いました。二人は敵味方に分かれて争わねばならないクジャル族の宿命を憎み、守り神である水竜の下を訪れ問い掛けます。クジャル族は一つになれないのかと
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 19, 2022
ユスフは水竜の試練を乗り越え、妻と共に水竜の鱗を持ち帰りました。そして同胞に問い掛けます。他の部族にこき使われ互いに殺し合うのか、一つにまとまり新たな歴史を作るのかと。人々はこの若い男が天性の指導者であると認めます。
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ユスフはクジャル族の首長になりますが、誰もが簡単にその地位を認めたわけではありません。そこでも多くの同胞の血が流れました。大いなる矛盾を感じながらも、ユスフは立ち止まる事は出来ませんでした。全クジャル族を統一すると彼は次の目標へ向かいます
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 21, 2022
ユスフの次の目標は周辺部族の征服でした。彼は現実政治家でした。クジャル族を奴隷のように扱った部族も、友人のように扱った部族も、彼に役に立つかどうかで付き合い方を決めました。クジャル族はユーエン大陸最大の勢力となりエスタミルに迫ります。
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 22, 2022
しかし、ユスフには時間が残っていませんでした。水竜が彼に与えた時は尽き、エスタミルを手に出来ぬまま、彼は冥府へ旅立ちます。クジャラートは力を失い、エスタミル王国は100年ほど命数が延びることになりました。
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 23, 2022
ユスフという傑出したリーダーを失い、クジャラートはしばらく低迷します。しかし少しずつエスタミル王国に圧力を掛け続けました。その結果、エスタミルは疲弊し、まず南エスタミルを失います。そして下水道から現れたクジャラート兵に滅ぼされます。
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