ローザ・ライマン
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→レリア２世からの続き。
ローザ・ライマン
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 10, 2022
帝国の興味がイスマス城やヨービル付近に留まる中、遠方に住むバルハル族は居住地を放棄し帝国の勢力圏内に避難するしかなくなります。そうした避難民の中にローザ・ライマンという名の少女がいました。彼女は母親と共に同胞のバーズリー家に保護されます。
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 11, 2022
ローザはバーズリー家の伝手で帝国に仕えます。長身で金髪のローザは派手好きな皇太后の目に留まり、幼い皇帝の身辺警護役に取り立てられます。しかし皇太后は、ローザが実際に皇帝の命を守る事になるとは想像もしていませんでした。彼女は武人でした。
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 12, 2022
ローザは33年もの間、皇帝を守り続けその危機を何度も救います。その度に彼女の身体には傷痕が増えていきました。皇帝は彼女の労に報いるために領地を与えようとします。ローザはクリスタルレイクを望みました。そこは帝国領とは呼べない場所でした。
ローザはバーズリー家も含めた一族を率いてクリスタルレイクを目指します。彼女が皇帝から授かった領地を本当に自分のものにした時には50歳をとうに越えていました。しかしクリスタルレイクは大幅に水位が下がり、幼い頃に見た輝きをすっかり失っていました。ローザは立ち上がれませんでした。
— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 13, 2022
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— 河津秋敏 (@SaGa30kawazu) December 14, 2022
そこに天啓が示されます。ローザはすぐさまメルビルへ向かい、皇帝から一つの石を借り受けます。次の夏にはクリスタルレイクは満々と水を湛えたかつての姿を取り戻していました。石の力か、自然の恵みか、ローザは満ち足りた気持ちでこの世を去ります。
ゲーム中の詩人の語りに「ローザとアクアマリンの語り」というものがあります。ローザが借り受けた石はディステニィストーンの一つ、水のアクアマリンだということがわかりますね。クリスタルレイクがかつての姿を取り戻したのは水のアクアマリンの力でしょう。
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